共同通信杯

 共同通信杯、いわずと知れたクラシックの登竜門的レースであります。
このレースは東京競馬場の芝1800mで施行されるG3競走で、クラシックとりわけ日本ダービー
と相性のいいレースとして知られています。
現にカブラヤオーミスターシービーダイナガリバーアイネスフウジンナリタブライアンジャングルポケットとダービー
馬を輩出しています。有馬記念予想


 さて本レースの傾向といえば、まずは上位人気の安定感であります。
特に1番人気に至っては、過去10年間で5勝、2着2回、複勝圏を含めると8割の馬が3着以内に
入線しています。
これは本命として申し分ないでしょう。
それ以下の人気では、5番人気まで満遍なく4割の確立で馬券に絡んでいるデータがでています。
枠順については
内外の有利不利はないようです。
脚質の観点からは、東京競馬場の長い直線が影響してか差し馬が好調な成績を残しています。
また前走との兼合いでは、ラジオKIKKEI
杯組みが3勝、朝日杯フューチュリティステークス組みが2勝とやはり重賞からきたメンバーが強く、しかも前走1着馬は4勝、2着馬は5勝と受賞で好成績を残せる馬が
その実力を十分に発揮するレースとなっているようです。
そして最後に時計を見ますと、全体的にスローペースで流れることが多く、そのため直線に向いて瞬発力勝負にな
ることが多い傾向があります。
平均の上がり3ハロンが34秒台と速いのもその証左で、高いスピード能力、瞬発力がないとなかなか勝てないレースのようですね。